プロフィール

一本と同じ花はない。
いけばなは、一本一本の花と向き合い、再構築しながら、個性を生かす芸術だと考えます。
でも、気がつけば、“生かす”なんて、おこがましいと思うことばかり。
花のチカラの集合で、作品が、いけ手が、生かされている様な気がします。
 
いけ始める前までは、様々なデザインを考えるのに、
いけ始めたら、流れに身をまかせるような気分が心地よく、気がつけば作品がある。
いつも“偶然”が横たわっている。
そして、発見の繰り返し。
 
思い通りにならない楽しさが、いけばなの魅力だと思います。
見ているだけでは分からない、この魅力を、より多くの方に体感してほしい。
みなさん、一緒に愉しみましょう。